株式会社三王
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ご挨拶
塗装作業者の若年化に伴い、塗装業者にとって頭を悩ます問題として塗装の指導とともに資格の取得があげられます。
ここでは危険物取扱者の範囲内の特に塗装に関する個所を抜粋しました。これから危険物試験を受ける方には、本格的に勉強を始まる前の予習として、また、すでに危険物を取得している方には、復習としてご活用ください。ただし、これだけ勉強しても危険物の試験は受かりません。これを鵜呑みにしても詳細は書いておりませんので、詳しくは最寄の書店で参考書をお買い求め頂くか、最寄の消防署にお尋ねください。
当社にお問い合わせいただいても結構です。
CONTENTS
1.性質と分類
塗料、シンナーはほとんど第四類の危険物に分類されます。第四類に共通する性質と火災予防法、消火法は以下のとおりです。
第四類に共通する性質
引火性の液体である。 発火点の低いものがある。
液比重が1より小さいものが多い。 蒸気比重は1より大きい
静電気が蓄積されやすい。 水には溶けずらい。

第四類に共通する火災予防法
火気や加熱を避ける。 静電気の除去措置をとる。
容器は密封して冷所に貯蔵。 電気設備は防爆性のあるものを使用。
十分な通気・換気をする。  

第四類に共通する消火法
まず窒息消火 耐アルコール泡を使用
第四類の危険物はさらに危険度の高い順に特殊引火物、第一石油類、アルコール類、第二石油類、 第三石油類、第四石油類、動植物油類の7つに分類されます。それぞれの主な性状は下記のとおりです。
特殊引火物 1気圧において、発火点が100℃以下のもの、または1気圧において、引火点が−20℃以下であり、かつ沸点が40℃以下のものをいいます。
第一石油類 1気圧において、引火点が21℃未満のものをいいます。
アルコール類 炭化水素の水素原子を水酸基で置換した形の化合物のうち、炭素数3までの飽和1価アルコールをその対象にしています。
第二石油類 1気圧において、引火点が21℃以上70℃未満のものをいいます。
第三石油類 1気圧20℃のとき液体で、かつ引火点が70℃以上200℃未満のものをいいます。
第四石油類・動植物油類 1気圧20℃のとき液体で、かつ引火点が200℃以上のものをいいます。
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2.指定数量
危険物であってもそれが少量では危険性は高くないため、消防法では、それが一定数量以上の場合に規制することにしています。その基準となる一定数量を指定数量といいます。
下記に第4類の指定数量を挙げておきます。
なお、指定数量未満の危険物については、消防法による規制は受けませんが、まったく規制がないわけではなく、市町村の条例で規制をうけることがあります。
品 目 性 質 指定数量
特殊引火物   50L
第一石油類 非水溶性液体 200L
水溶性液体 400L
アルコール類   400L
第二石油類 非水溶性液体 1,000L
水溶性液体 2,000L
第三石油類 非水溶性液体 2,000L
水溶性液体 4,000L
第四石油類   6,000L
動植物油類   10,000L
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3.貯蔵設備
指定数量以上の危険物を貯蔵、取り扱いする場合、製造所、貯蔵所、取扱所に分類されます。
塗装業の場合は一般取扱所(指定数量30倍未満の場合、特例措置有り)として届けることとなります。

・指定数量30倍未満の一般取扱所(吹付塗装作業等)
保安距離・保安空地は不要。
建築物の一部に設けることができる。
一般取扱所部分は、出入り口以外耐火構造で区画し、窓等を設けない。
出入り口は甲種防火扉を使用し、排出設備(ダクト)を取り付ける。

・指定数量30倍以上の一般取扱所
製造設備の基準に準ずる。
保安距離と保有空地が必要。

構造
・建築物は地階を有しないこと
・壁、柱、床、はり及び階段を不燃材料で造ること
・屋根は不燃材料で造ること
・窓及び出入り口は、甲種または乙種防火戸とし、ガラスを用いる場合は網入りガラスとすること
・床は危険物が浸透しない構造とし、適当な傾斜をつけかつ、溜めますを設けること。
・採光、照明、換気の設備をもうけること。
・可燃性蒸気など滞留する恐れがある場合は、屋外の高所に排出設備を設けること
・静電気が発生するおそれがある設備にはその除去装置を設けること。
・指定数量の倍数が10以下の製造所には避雷設備を設けること。etc.
保安対象物 保安距離
特別高圧架空電線 7000超〜35000V以下 3m以上
35000V超以上 5m以上
一般の住居   10m以上
高圧ガス、液化石油ガス施設   20m以上
学校、病院、劇場、映画館、老人福祉施設など多数の人を収容する施設   30m以上
重要文化財、重要美術品など   50m以上

危険物の指定数量の倍数 空地の幅
壁・柱・床が耐火構造 左以外
5倍以下   0.5m以上
5倍超〜 10倍以下 1m以上 1.5m以上
10倍超〜 20倍以下 2m以上 3m以上
20倍超〜 50倍以下 3m以上 5m以上
50倍超〜200倍以下 5m以上 10m以上
200倍超 10m以上 15m以上
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4.消火設備
消火設備の設置対象区分は以下の3つに区分される。
対象区分 規模
(塗装業に関するもののみ抜粋)
消火設備
著しく消火困難な製造所等 製造所・一般取扱所で延べ面積1,000u以上 第1〜3種のうち1つ
+第4種+第5種
消火困難な製造所等 製造所・一般取扱所で延べ面積600〜1,000u未満;指定数量30倍未満の特例措置(吹付塗装作業等)を受けた一般取扱所 第4種+第5種
その他の製造所等   第5種

消火設備 内容
第1種 屋内消火栓設備・屋外消火栓設備
第2種 スプリンクラー設備
第3種 水蒸気消火設備・水噴霧消火設備・泡消火設備・二酸化炭素消火設備・ハロゲン化物消火設備・粉末消火設備
第4種 水・強化液・泡・二酸化炭素・消火粉末を放射する大型消火器
第5種 水・強化液・泡・二酸化炭素・消火粉末を放射する大型消火器・水バケツ・水槽・乾燥砂など
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5.リンク
もっと詳しく知りたいという方はこちらへどうぞ
(財)消防試験研究センター 危険物試験の状況がわかります。
東京消防庁 東京の試験日程日がわかります。
危険物取扱者にチャレンジ 試験を受けたい方は是非1度、ご覧ください。
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